.ml と .t の違い |
ある時、何気に算数の教科書を開いてみた・・・
単位で.ml とあるが、以前は.tと表記していたはず?
勉強中のおこちゃま「.ml と .t の違い」を聞いてみた。
「同じだよ」と返事が帰ってきたが、気になったので調べてみると・・・
.mLは立方デシメートルの事、.tは立方センチメートルの事、
どちらも容積、体積を表す単位で、現在は統一されているので
実質的には同じ事らしい・・・
1964年以前は、mLとccは違っていた、1 (mL) = 1.000028( cm3)
以前缶ジュースなどの表記はccと表記されていましたなぁ〜
という事は、以前同じ500でも中身は少なかった?・・・(笑)
・ccとは
ccは正確には、「cm3」(立方センチメートル)というべきだが、
「cm3」の英語式の読み方「cubic centimeter」
の省略形になるので、正式な単位ではないらしい・・・
・ccと呼ぶのは日本人だけ?・・・
他にも、立方センチメートルの事を「リセ」
平方メートルの事を「ヘーベ」と呼んでいる。
平方メートルを平方米と表記していた時の読み方が残ってしまった・・・
自動車やバイクの排気量にはccが使われているが、
50ccとはどれくらいの大きさか・・・?
3p×3p×5p=45p3(立法センチメートル)ですから、
小さい目のプリンの容器ぐらいの大きさ・・・
高精度を要する場合は「m3」(立法メートル)で書く、
リットルは使わない、ましてやccは使うべきではないらしい。
・リットルの定義・・・
「1気圧のもとで,純粋な水1kgが最大の密度となる水温の時,
その水が占める体積」と定義されているらしい。
以前は「 l 」が使われていましたが、日本以外
ほとんど使われていないので、新しい教科書では
大文字のLに統一されているはず・・・
小文字のエル「l」は数字の1とまぎらわしいので,
大文字のエル「L」で表してもよい」ことに・・・
大文字の単位は,アンペア・ボルト・ワットなど,人名に由来する
ものに限るのが原則らしい・・・
ccは、SIでは認められていないので使われなくなってきている。
・医学系ではほとんど使わない?・・・
ccを00と読み間違えることによる事故が後を絶たないので・・・
以上細かい事は下記を参考にしてください。
【参考サイト】
立方センチメートル - Wiki
【参考サイト】
リットル - Wiki
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