帰国子女(きこくしじょ)とは、
海外での長期滞在生活を経て日本に帰国した学齢期頃の子を指す。
男子校においては帰国子弟(きこくしてい)の語が用いられる場合も・・・ 帰国前と帰国後の両方もしくは帰国前に学生であった者を指す呼称である。
外国で育ち、異文化を体験することによって得た「国際感覚」、
滞在国の言語に優れていることなどがあげられる。
大企業の本社が多いために帰国子女が多い関東や関西では、
帰国子女受け入れのための「帰国子女教育学級設置校」や
「国際理解教育推進校」などが設けられていることがある。
「良家の子女」などと用いる例があるように「子女」が本来尊称であること、
「男」の語が入っていないにもかかわらず男女両方の子供を指す。
「性差別語」のように連想されるためにほとんどの公共機関と教育機関では、
「帰国子女」から「帰国生徒」等の無難な名称へ変更されている、
むしろ現在では公の機関では「帰国子女」のほうが少数派である。
留学生と帰国子女の違い
価値観が未完成の段階に自らの意思にはかかわらず外国に渡る。
価値観形成後に、自ら希望して外国に渡る。
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