第1作から『ストロンガー』、『スカイ』と『スーパー1』、
『BLACK』と『BLACK RX』、『クウガ』以降は、
それぞれが連続放映されたテレビシリーズのため、
第1期、第2期、第3期、第4期と期による区分で呼ばれる場合がある。
また、2000年放送開始の『クウガ』以降のテレビシリーズを
「平成仮面ライダーシリーズ」(平成ライダーシリーズ)とする場合がある。
第1作から『BLACK RX』までの
昭和作品をまとめた正式名称は特に存在しないが
上記の「平成ライダー」との対比で
「昭和仮面ライダーシリーズ」と呼ばれる場合がある。
『真』・『ZO』・『J』は厳密には平成に制作された作品であるが、
『クウガ』以降との区別のために基本的には昭和作品として扱われている。
仮面ライダー1号~仮面ライダーZXまで
「仮面ライダー・本郷猛は改造人間である」で始まるナレーションの通り、
「仮面ライダー」が「改造人間」であるとの設定は、
現在においても世間一般 に深く浸透している。
そして、「自らが人間でない『異形』のものとなりながらも、
その『異形』の力を使い、人類の敵と戦う」という
主人公の「苦悩・葛藤」 をも描くことで、
いわゆる「完全無欠」ではない「影」を抱えるヒーロー像を提示し、
従来のヒーロー達とは異なるアクセントを「仮面ライダー」達に与えた。
また、後のシリーズとは異なり、
『仮面ライダー』 - 『ZX』の実に8作品にも渡って
世界観・時間軸を共有する点もまた、
現在から振り返れば特徴として挙げられる。
立花藤兵衛や谷源次郎といった共通キャラクターの登場、
そして歴代ライダーの客演もポイントとなっていた。
「BLACK」と「BLACK RX」
この2作品は直接の正続編であり、主人公も同一人物である。
また、宿敵であるシャドームーンも2作品を通じて登場する。
1号~ZXまでの作品とも繋がりがあると見なすことも出来る。
ここまでの作品と同様に「改造人間」である設定は変わらないが、
改造された上で「体内にキングストーンを埋め込まれた者」でもある、
従来の「改造人間」の設定が若干異なっている。
真・ZO・J
オリジナルビデオおよび映画でのみ展開した単発作品群。
平成時代に初めて制作されたシリーズ作品でもある。
「真」が大人向け に特化したビデオ作品、
「ZO」が仮面ライダー誕生20周年記念した原点回帰、
「J」がシリーズ唯一のライダーの巨大化、
それぞれ独特なコンセプトを 持っている。
この時期はテレビでのシリーズ放映がない。
この3作には『RX』に関わったスタッフも多く参加している。
「クウガ」以降
平成仮面ライダーシリーズと呼ばれる。
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