| 三隣亡とは？ |
暦注のひとつで、
暦に記載されている日時，方角の吉凶禍福に関する事項をいう。
この日に建築すると後日火災に見舞われ、近隣３軒まで滅ぼすといって忌む日。
暦注は中国の陰陽五行説、十二支十干説などに由来するものがほとんどです。
西洋での占星術にあたります。
三隣亡とは、元は三輪宝と書いたらしい。
三輪宝とは天・地・人の三点の中央に宝が位置することを意味する。
江戸時代には、「屋立てよし」「蔵立てよし」とされていた、凶日ではなく、
吉日としてもちいられていた。
どこかで誤解されて、凶日として扱われるようになる。
凶日が三輪宝では都合が悪くなり三隣亡に変わったらしい。
定かではないが、一説には、「よし」を「あし」と書き間違えただけだとか・・・
三隣亡と表記されるようになってからは、
この日に建築すると隣三件までが火災に及ぶという俗信が生じ、
棟上などの建築などは避けられるようになった。
三燐亡にあたる日は、
１・４・７・１０月は亥の日、２・５・８・１１月は寅の日、３・６・９・１２月は午の日
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