オオサンショウウオ |
オオサンショウウオは世界最大の両生類、
日本では本州西部と北九州の山間部の川に生息しています。
オオサンショウウオは冷たく澄んだ標高300〜700mの
山間の急流に住んでおり、岩陰などに隠れています。
また幼生は比較的流れの緩やかなところで、
石の下や落ち葉などに見られます。基本的に夜行性であり、
昼間は土手の傍の穴や岩陰に隠れています。
主食はカニや魚などの小動物で、時にはカエルやヘ ビ、ネズミも食べ増す。
現在、オオサンショウウオの個体数は減少しており、
レッドデータブックでは絶滅危惧第2に指定されています。
オオサンショウウオの写真
オオサンショウウオは古くからいろいろな文献に見ることが出来、
我々日本人にとっては馴染み深い動物です。
オオサンショウウオの別名は半裂き(はんざき)といい、
サンショウウオ(山椒魚)という語源は肌から取れる。
粘液のにおいが山椒ににているから、
またはん裂きという名は半分に裂いても死なないという伝説からそう言われたらしい。
オオサンショウウオは貴重なタンパク源であり、
昔は妊娠中の女性に元気 な子供を生むため、彼らの卵が処方されていたといわれています。
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