御母衣ダム(みぼろダム)
R158沿いにある岐阜県大野郡白川村、一級河川
庄川本流最上流部に建設されたダムである。
電源開発(J-POWER)が管理する発電専用ダムで、
高さ131メートルと日本屈指の規模を誇るロックフィルダム。
奥只見ダム・田子倉ダム(只見川)と共に
電源開発(J-POWER)が管理する発電専用ダム。
人造湖で御母衣湖(みぼろこ)と命名された。
水没予定地から移植されたサクラ「荘川桜」のエピソードでも知られる。
なお、ゲーム・アニメ『ひぐらしのなく頃に』で登場する雛見沢ダム計画と
ダム反対運動のストーリーは御母衣ダムをモチーフにしており、
作中に登場する「鬼ヶ淵死守同盟」という組織名は「死守会」より、
ダムや記念碑は御母衣ダムのそれをモデルにしているらしい。
完成当時はその規模から「東洋一のロックフィルダム」、
「20世紀のピラミッド」とも称された。
御母衣ダムにおける施工経験はその後の日本におけるロックフィルダム建設、
さらには大規模重力式コンクリートダムの建設技術の基礎となった。
高さでは
ロックフィルダムとして日本第五位
ロックフィルダムでは
同じ岐阜県にある徳山ダム(揖斐川)に次いで日本で第二位、
湖の表面積である湛水面積は
徳山ダム、九頭竜ダムに次いで日本で第三位の規模である。
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